Black Musicを中心にEliが聴いた素敵なものを好き勝手に紹介するブログ。
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1950年代から歌手として活躍し、ジャマイカン・ミュージックの発展に多大なる貢献を果たした人物、デリック・モーガン(Derrick Morgan)。スカ誕生以前のサウンド・システム創世記より活躍し、ポークパイ・ハットがトレードマークのクールな出で立ちと、リズミカルなヴォーカル・スタイルを武器にデューク・リード(Duke Reid)、プリンス・バスター(Prince Buster)、レスリー・コング(Leslie Kong)、バニー・リー(Bunny Lee)といったプロデューサーの元重要なヒット作をリリースした。
スカ誕生以前、ジャマイカにおけるリズム・アンド・ブルースの歌手達はタレント・コンテストやショーへの出演で腕を磨いた。1956年、当時15歳だったデリック・モーガン(Derrick Norgan)は、オーウェン・グレイ(Owen Gray)、ジャッキー・エドワーズ(Jackie Edwards)、エリック・モリス(Eric Morris)、ホーテンス・エリス(Hortense Ellis)といった名だたる面子を破ってコンテストに優勝。この夜モーガン少年はアメリカの黒人ロックン・ロール歌手、リトル・リチャード(Little Richard)の真似をステージで披露、拍手喝采を浴びたと言う。この優勝をきっかけに彼はジャマイカ中をツアーして回り、徐々にその知名度を上げていった。
1959年にデューク・リード(Duke Reid)のオーディションに合格した彼はデビュー曲である'Lover Boy'をリリース。軽快なブギーのリズムをアレンジしたこの楽曲はサウンド・システムで大きな人気を獲得した。その後スミス(Smith's)レーベルからのリズム・アンド・ブルース、'Fat Man'が特大ヒット、続けてリリースされたゴスペル調の楽曲、ハイ・ライト(Hi Lite)レーベルからの'I Pray For You'もヒットとなり、彼は確実に聴衆の心を掴んでいった。
こうして大きな人気を獲得したデリック・モーガン(Derrick Morgan)は、プリンス・バスター(Prince Buster)と行動を共にするようになる。ここでプリンス・バスター(Prince Buster)のヒット曲、'They Got To Go'を共に製作し、自身も'Shake A Leg'、'I Want A Girl'、'In My Heart'、'Miss Lulu'、'Let Me Hold Your Hand'、'Soldier Man'といった数枚のシングルをリリースした。
そして次に彼が拠点として選んだのが中国系ジャマイカ人、レスリー・コング(Leslie Kong)のビバリーズ(Beverleys)であった。ここでもジャマイカの独立を祝うレコード、'Forward March'、プリンス・バスター(Prince Buster)が彼とコングを攻撃した'Blackhead Chinaman'に対するカウンター・パンチ、'Blazing Fire'、パッツィ(Patsy)とのデュエットで'House Wife Choice'等を始めヒットを連発、レーベルも快進撃を続ける。デリック・モーガン(Derric Morgan)は歌手としてだけでなくレーベルの運営にも大きな権限を持っており、オーディションの審査やレコード・リリースの決定も彼の判断によって行われていた。当時、メイタルズ(Maytals)のトゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)がデリックによってオーディションに落とされたという逸話も残っている。スカの時代が過ぎロックステディ期を迎えてもデズモンド・デッカー(Desmond Dekker)と共にビバリーズ(Beverleys)を支え、ルード・ボーイ・スタイルのレコードでその人気は衰える事はなかった。
またデリック・モーガン(Derrick Morgan)はイギリスのスキンヘッズの間でも高い評価を得ていた。自身のプロデュースによる1969年の'Moon Hop'は彼の存在を幅広くアピールする事に役立ち、今までに無い幅広いファンを獲得するに至った。イギリス拠点で活動するデリックのバック・バンドのピラミッズは、モーガンが作曲した曲を'Skinhead Moonstomp'というタイトルで録音し直している。
1970年代は主にバニー・リー(Bunny Lee)や自身のプロデュースで作品をリリースし、精力的な活動を行った。現在に至るまで様々なレーベルから編集盤がリリースされ、それらの作品からは変わらない人気の高さを伺い知る事が出来る。
moon hop
スカ誕生以前、ジャマイカにおけるリズム・アンド・ブルースの歌手達はタレント・コンテストやショーへの出演で腕を磨いた。1956年、当時15歳だったデリック・モーガン(Derrick Norgan)は、オーウェン・グレイ(Owen Gray)、ジャッキー・エドワーズ(Jackie Edwards)、エリック・モリス(Eric Morris)、ホーテンス・エリス(Hortense Ellis)といった名だたる面子を破ってコンテストに優勝。この夜モーガン少年はアメリカの黒人ロックン・ロール歌手、リトル・リチャード(Little Richard)の真似をステージで披露、拍手喝采を浴びたと言う。この優勝をきっかけに彼はジャマイカ中をツアーして回り、徐々にその知名度を上げていった。
1959年にデューク・リード(Duke Reid)のオーディションに合格した彼はデビュー曲である'Lover Boy'をリリース。軽快なブギーのリズムをアレンジしたこの楽曲はサウンド・システムで大きな人気を獲得した。その後スミス(Smith's)レーベルからのリズム・アンド・ブルース、'Fat Man'が特大ヒット、続けてリリースされたゴスペル調の楽曲、ハイ・ライト(Hi Lite)レーベルからの'I Pray For You'もヒットとなり、彼は確実に聴衆の心を掴んでいった。
こうして大きな人気を獲得したデリック・モーガン(Derrick Morgan)は、プリンス・バスター(Prince Buster)と行動を共にするようになる。ここでプリンス・バスター(Prince Buster)のヒット曲、'They Got To Go'を共に製作し、自身も'Shake A Leg'、'I Want A Girl'、'In My Heart'、'Miss Lulu'、'Let Me Hold Your Hand'、'Soldier Man'といった数枚のシングルをリリースした。
そして次に彼が拠点として選んだのが中国系ジャマイカ人、レスリー・コング(Leslie Kong)のビバリーズ(Beverleys)であった。ここでもジャマイカの独立を祝うレコード、'Forward March'、プリンス・バスター(Prince Buster)が彼とコングを攻撃した'Blackhead Chinaman'に対するカウンター・パンチ、'Blazing Fire'、パッツィ(Patsy)とのデュエットで'House Wife Choice'等を始めヒットを連発、レーベルも快進撃を続ける。デリック・モーガン(Derric Morgan)は歌手としてだけでなくレーベルの運営にも大きな権限を持っており、オーディションの審査やレコード・リリースの決定も彼の判断によって行われていた。当時、メイタルズ(Maytals)のトゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)がデリックによってオーディションに落とされたという逸話も残っている。スカの時代が過ぎロックステディ期を迎えてもデズモンド・デッカー(Desmond Dekker)と共にビバリーズ(Beverleys)を支え、ルード・ボーイ・スタイルのレコードでその人気は衰える事はなかった。
またデリック・モーガン(Derrick Morgan)はイギリスのスキンヘッズの間でも高い評価を得ていた。自身のプロデュースによる1969年の'Moon Hop'は彼の存在を幅広くアピールする事に役立ち、今までに無い幅広いファンを獲得するに至った。イギリス拠点で活動するデリックのバック・バンドのピラミッズは、モーガンが作曲した曲を'Skinhead Moonstomp'というタイトルで録音し直している。
1970年代は主にバニー・リー(Bunny Lee)や自身のプロデュースで作品をリリースし、精力的な活動を行った。現在に至るまで様々なレーベルから編集盤がリリースされ、それらの作品からは変わらない人気の高さを伺い知る事が出来る。
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42
性別:
女性
誕生日:
1982/04/26
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